IT業界でARアプリ開発をするには、どのような知識やスキルがエンジニアに求められるのでしょうか。
ARとはAugmented Realityの略で、拡張現実という意味があります。
ゲームアプリ開発でよく知られていますが、近年ではイベントや医療分野、マーケティングでも注目度が高いです。
ARアプリ開発に携わるには、ARの概念への理解、AR開発に必要なライブラリや開発言語にも精通しておきましょう。
例えば、ライブラリやフレームワークでは、iOSならARKitというAR開発プラットフォームの理解が必要です。
一方、Android OSならARCoreというプラットフォームを理解する必要があるでしょう。
開発言語は、オブジェクト志向の概念を使ったObjective-CやSwiftなどが、Xcodeとして採用されています。
Android Studioなら、JavaやKotlinが用いられているでしょう。
そのほか、C#で構成されているUnityを学習するのも有効です。
近年では、プログラミング言語を知らなくてもARアプリ開発ができるLocationAR(ロケーショナー)が出てきました。
また、ドラッグドロップでWebARコンテンツを作成できる便利なツールなども登場しています。
このように、ARアプリ開発はハードルが下がっている分野と言っても過言ではありません。
IT業界のエンジニアとしては、こうしたノーコードツールよりも、精度の高いスキルやメソッドを修得したいものです。